子どもの主体性を伸ばす3つの習慣

教育

より内発的で持続的なモチベーションを持った、主体的な子どもを育てるのにどうしたら良いか。

子供が何かすべきことを嫌がっているとしましょう。

宿題でも、部屋掃除でも構いません。お小遣いで釣ってはいけません。

自己決定理論(https://diamond.jp/articles/-/267867)によると、報酬や罰などの外発的報酬に頼ってはいけません。

どうやって主体的に行動できるようにサポートできるのか。

子どもの主体性のサポートに効果的だと実証された3つの習慣です。

共感から始める

嫌がっているものに、「やりなさい!」「なんでやらないの?」では、対立を深めるばかり。

あなたとの「つながり感」がえられず、内発的動機付けが阻害されてしまいます。

また、無理やりやらせることで、外発的な動機付けを誘発してしまうことにもつながります。

まずは、子どもがやりたくないという気持ちを持っていることに理解を示すべき。やるのを嫌がっていいと認めるわけではありません。

子供が嫌だという気持ちを持っていることを受け入れて、そのことが分かっていることを示してください。なぜ嫌なのかを一緒に考えるのもおすすめ。

理解を深めてもらう

宿題や掃除はなぜやらなければならないのか。

「やらなきゃいけないものはやらなきゃいけない」ではなく、子どもが理解できるように説明しましょう。また、子供と一緒に考えてみてもいいでしょう。無理やりの圧力に押されてやるのではなく、自分で理由を納得した上で、やることで、内発的な動機付けを触発できます。

また、なぜあなたは子どもがそれをできると思っているのかも子どもに伝えてあげましょう。そのことで「できる感」につながります。

選択してもらう

必ずいくつか複数の選択肢を用意しましょう。宿題ならば、いつやるか、どこでやるか、どの教科からやるか。掃除ならばどの部屋をどの道具でやるか。

どんな些細な選択でもいいので、子供に選択と決定の機会を与えましょう。自分で決定することで、「自分から感」を植え付けることができます。

当たり前のこととは知っていても、ついつい忘れてしまいがち。日頃からこどもとのやりとりの中で意識していきましょう。

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