鬼才Jamie Beaton率いるCrimson Education 世界の大学受験をサポート
この年末年始は1週間だけ日本に帰国しておりました。単身帰国だったので、公私含めたネットワーキングも自由にすることができ、充実した帰国でした。ちょっと胃腸が疲れてしまいましたが。
帰国してすぐにお目にかかったのが、Crimson Educationの日本支部、Crimson Education Japanの代表の松田悠介さんでした。スタンフォードで知り合って、昨年夏に講演(https://peraichi.com/landing_pages/view/fe6ak)を企画していただいてから、今回が初のさしで御目に掛かる機会ということで、楽しい時間を過ごさせていただきました。
非常に優秀、有望な日本の教育者、起業家の方です。詳しくは以下のCrimson Education Japanのホームページなどをどうぞ。
https://www.crimsoneducation.org/jp-en
最先端の海外進学サービス「Crimson Education」とは?
Crimson Educationは2013年でニュージーランドで起業された海外進学サービスです。アメリカとイギリスのトップ大学を中心に様々な国の教育期間への進学に向けて、世界中の生徒をサポートしています。大学だけでなく、大学院や高校での相談もしています。詳しくは、松田さんが代表を務める日本支部のウェブサイト、(https://www.crimsoneducation.org/jp-en)をご覧ください。
これまでに海外留学サービスの会社は色々とありましたが、Crimsonの特徴としては以下の3点が挙げられると思います。
1. 世界屈指の留学進学アドバイザー
2. IT技術を取り入れて生徒へのサポートを拡大
3. 入試エッセイのサポートを超えた包括的なカウンセリング
ハーバード、プリンストン、スタンフォードなどの有名大学を卒業したアドバイザーが生徒を丁寧にサポートして、大学入試のプロセスに臨みます。これまでの通常の留学サポートサービスは、語学試験やエッセイのサポートが中心でしたが、Crimsonの強みは生徒の課外活動や大学の選択プロセスに至るまで、全体的なサポートをしていくということにあります。
以前のブログ記事で、カレッジカウンセラーの重要性について説明しました。(http://tomohirohoshi.com/?p=240)アメリカでの大学入試にカレッジカウンセリングが鍵となっており、テストや成績表で点数を揃えるだけでは思うような結果を得ることができません。
アメリカ国内であっても、優秀なカレッジカウンセラーにアクセスすることは簡単なことではありませんが、ましてや、アメリカ国外となると専門のカレッジカウンセラーがいる学校はそう多くはありません。
そうした中で、Crimsonは、優れたカレッジカウンセラーにアクセスできない生徒たちのために海外留学に必要なリソースを提供しています。これまで、違った国の違った大学入試方法が、海外留学の障壁となって来たなか、Crimsonの取り組みが、そうした障壁を今後もどんどん取り除いていくことを期待しています。
創業者は、歴代最年少でスタンフォード大学ビジネススクール入学「鬼才Jamie Beaton」
松田さんと知り合うきっかけになった昨年夏のイベントが終わった時に、Crimson Educationの創業CEOであるJamie Beaton氏が面会したいということだったので、ミーティングをスケジュールしました。
初めてお目にかかるつもりでいたら、JamieがスタンフォードのビジネススクールでMBAのプログラムにいるときに、すでに面会しているとのことでした。Crimsonもすでに起業されていたので、それについても既に話をしていたということでした。
失礼ながら、その時はノーマークだったので、記憶に残っていませんでした。しかし、今では世界7カ国に支部を置く立派な組織に成長しました。
このJamieの経歴は一見に値します。日本語での紹介を見つけられなかったのですが、英語でもよろしければ、こちらをどうぞ。(https://en.everybodywiki.com/Jamie_Beaton)いろいろと触れるところが多いのですが、ぎゅっとした要約としては、以下のようになります。
ニュージランドに生まれ。高校卒業後、ハーバード大学に入学と同時にCrimson Educationを立ち上げる。20歳でハーバードを卒業し、歴代最年少でスタンフォード大学のビジネススクールのMBAプログラムに入学。Crimson Educationの創業CEOとして、Crimson Educationを7カ国で展開、拡大する傍ら、現在もオックスフォードの大学院で研究中。
起業家としても凄いですが、それでもなお大学院で自分なりの知的探求を続けているというのがまた素敵ですよね。
オンライン教育への新規参入をサポート
Jamieが私に再度面会しようとしていたことの理由の一つが、Crimson Educationでニュージーランド初のオンライン高校を立ち上げるプロジェクトを手掛けようとしていたからでした。私の運営するスタンフォード大学のオンライン高校から学びたいという訳で、私としては嬉しい限りでした。
オンライン教育、特に中高の教育への新規参入は、私の高校にとっては、脅威なのではないかと思われるかもしれません。しかし、私としては、全てウェルカムという基本姿勢を取ってきました。
何故ならば、まだまだ小さなマーケットなので、新規参入をサポートして、マーケット自体が活発になっていくといいなあという思いがあるからです。
というわけで、私でできることであれば、是非アドバイスしていきますよ、ということをお伝えしておきました。数日後には話が進んでシニア・アドバイザーとして、プロジェクトをサポートしていくことになりました。日本でも先日プレスリリースされたようです。(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000050425.html)
オンライン高校は来年の秋からの立ち上げを目指しているとのことですが、私にとっては、アドバイスのみという形ではありますが、2つ目のオンライン高校の設立に関われるのことは、なかなか改めて新鮮で、刺激を受けながらやらせていただいております。
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