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【特別対談ブログ】星校長にきく!最新刊『結果が出る最強の勉強法』のオススメどころ

お知らせ

<長倉>
こんにちは、プロデューサーの長倉です。この度スタンフォードオンラインハイスクールの星校長が「結果が出る最強の勉強法」を出版されました。

今回の本は一作目の「スタンフォード式生き抜く力」、そして二作目の「スタンフォードが中高生に教えていること」に続く第三作目ということで勉強法の話になっています。

ということで今回は、「出版の裏側」としてお話を伺い、皆さんにお届けできればと思います。

今回勉強法の本、脳科学が明かしたということで、脳科学がメインになっています。皆さんにも実際に本を見ていただきたいと思っているのですけれども、とくに「参考文献」がすごいです。かなりきちっとしたエビデンスが並んでいます。僕も編集者をやっていたので分かるのですけれども、日本の本って参考文献とか意外と少なかったりとか、研究に対するリスペクトが非常に少ない気がしています。

でも星校長は、アメリカで学者をやられているということで、徹底的にとんでもない量の参考文献が入っています。エビデンスがしっかりしている理論をご紹介いただいています。

今回、勉強法の本を書いてもらったのは、僕や出版社の意向でもあるわけですけれども、勉強法の本を書かかれた経緯や、あらためて感じられたことなどありますか?

<星校長>
そうですね。おっしゃられるように最初は、「勉強法」っていうのはあまり書きたくないと思っていたんですよね。というのも、勉強法って巷で言われているものの私のイメージが

「なんかこうやってみたけど、なんとなくこうできた感じだよ」

くらいのものが多いような気がしていたんですね。でもそれではオススメできるようなもの、また本なので多くの方々に伝えるようなものじゃないのではないかと、思ったので「勉強法の本」という形であまり最初は考えていなかったんです。

ですけど、今おっしゃられたように長倉さんや出版社の方と話しているうちに、「最新の学びの科学」と言われる脳科学や心理学をベースにした部分の結果を、皆さんにいち早くお届けできるならいいんじゃないかと思うに至りました。

実際に自分の学校で使ってきている部分も入れながら、さらに新しいエビデンスも入れながら、皆さんに使っていただけるような形でまとめさせていただいて、非常にいいものができたと思っています。実際は行動に移してみたらいいものができたので、この機会を感謝しております。

<長倉>
今回の本僕がすごいと思ったのは中をみてもらえるとわかる通り、会話形式になって非常に読みやすくなっているというのがあります。意外と脳科学の本というのは、「脳を鍛える」というコンセプトの本が多いのですが、でも実際はそうじゃないと思っています。

それが悪いっていう意味ではないですけれど、脳を鍛えようというよりはどちらかというと、今自分が持っている脳をどうやって生かすというかというところが大切だと思うのです。

例えばワーキングメモリが少ししかない。するとノートを取るとなると、ワーキングメモリがノートをとっているところにだいぶとられてしまうので、極端な話でいうと授業がちゃんと聞けないということが書いてあります。

じゃあどうやって、現状の今の能力だったり、脳のキャパシティーの中で、どのようにやるとより効率的に勉強ができるのか?というアプローチです。

この点、今回の書籍は非常に現実的だと思ったし、それにちゃんとエビデンスがあるというのが、かなりの部分で科学的にも証明されているという部分がすごく面白いと思いました。やはり今回こう書いてみて、学びの科学というのはこの20年でだいぶ進歩しているのでしょうか?

<星校長>
まさに脳科学がこの20年でだいぶ進歩してきたのと同時に、学びの科学もだいぶ進歩してきたのと同時に、今回改めて、勉強法の本をかくに書くにあたって、いろんな文献も読み直してみたのですが、この20年でだいぶ変わってるなというということをまた見直すことができましたね。

おっしゃられるように脳を鍛えてという話をすると、星さんなんかスタンフォードにいるんで

「天才たちにやったことを言われたって、あんまり意味ないのよ。」
「できない人とできるようになるのとか、普通の私でもできるようなもの教えてよ」

というご質問を受けたりすることもあります。

けれど、その辺の声に向けての答えなんじゃないかなと思ってまして、人間の脳がこういうふうにできているんだから、こういう風にうまく使いましょう。

ということであえて鍛え直すとか、おっしゃられるように、ワーキングメモリーは鍛えるようなことができないという方向にきているので、
無理に鍛えようとするのではなくて、うまく使っていくことを考えて、じゃあどうすればいいのか?といった方法論について書かせていただいた本になります。

<長倉>
この帯に書いてあるように記憶力・集中力・読解力・メンタルとか僕ら大人にも必要ですし、今まさに学生をやっている、小学生・中学生・高校生・大学生にも必要だと思っています。

やはり先日出版社の方と打ち合わせした時に、中学生のお子さんがいて、今だにノートを取れと言われ続けてる先生とかもいると思いますので、そういう人が100%悪いとは言いませんが、もちろんこの本にもそれが100%悪いとは書いてありませんが、ただこういうことを知っているか知らないかだけで、効率だったり成果っていうのがだいぶ違ってくるんじゃないかというふうに思うんですね。

ということで最後に、星校長から最新刊のおすすめどころを一ついただければと思います。

<星校長>
ありがとうございます。まさにオススメどころはここ最近の、ここ20年くらいの心理学・脳科学の成果がどういうふうに私たちの学びに繋がるかということをまとめた本になりますので、まだまだ現代の教育の現場には行き渡ってないような知見とかテクニックが盛りだくさんになっていると思います。

ぜひお手にとっていただいて、実用していただければ著者として、嬉しく思います。

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