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教育に15兆円のコロナ対策!バイデン大統領の「米国レスキュープラン」がスゴい。

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このところスタンフォードの新キャンパスにあるオフィスに通えるようになったので、オフィスに来て仕事をしています。

オンラインハイスクールの職員は120名ほどいますが、私の他に1−2人来るか来ないかです。

やはりデルタ株を懸念して、リモートからオフィスに戻る流れが止まってしまっています。

スタンフォードではオフィスに戻るのにワクチン接種が求められています。また、今月から毎週のPCRが義務付けられたとのこと。今ここ数週間分の検査キットをピックしてきました。

さすが、スタンフォードというわけではないんです。小中高の学校でもPCR検査が職員に定期的に行われています。私立では生徒に対してワクチンや定期的な検査を求めているところもあります。

なるほど、でもお金はどうするのか。私立ならまだしも、公立学校でできるわけがない。生徒や職員を含めて数百から数千のテストを毎週のように定期的にやるなんて金がいくらあっても足りない。

それができるんです。それを可能にしているのが、「米国レスキュープラン」。バイデン大統領が就任してからすぐに掲げたコロナ対策の目玉で、なんと予算にして200兆円規模のものです。

その中の15兆円ほどが初等、中等教育にフォーカスをしたものです。

バイデン大統領就任当初から、アメリカの教育界隈では様々な期待がありました。大統領夫人のジル・バイデンは、高校教師だった経緯もあり、バイデン夫妻の教育界への支援や活動が広く知られていました。

バイデン大統領が就任してから、大統領夫人が大学で教鞭に戻った。なんていうのが象徴的なニュースとして大きく報道されてきました。

とはいっても、教育だけに15兆円のコロナ対策というのはものすごい規模ですよね。この対策費だけで、日本の年間の文教関係予算の数倍あります。

こちらが主だった予算項目のおおよその打ち分け。

• 各地方への教育交付金11兆円
• 学習リカバリー(コロナ禍での遅れを取り戻す):6000億円
• 夏の学習・課外活動:1兆3000億円
• 放課後プログラム:1兆3000億円
• 特別支援関連:3000億円

このほかにも、私学援助や貧困児童への特別援助などが含まれています。

コロナで失われた学習機会を取り戻すのは大急務。今後もオンライン教育などの面で教育者の「同僚」たちを支援できるように活動を続けていきたいと思います。

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