2019年12月22日 21:11
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【現場レポート】ZOOMが教育用に進化する!? ー 第2回ASU GSVオンライン・カンファレンス

現地取材

「ASU GSV Summit」は、その名が表す通りASU(Arizona State University、アリゾナ州立大学)と、GSV(Global Silicon Valley)というベンチャーキャピタルが共同で行っている年に一度の大型カンファレンスです。
(→https://www.asugsvsummit.com/ )

教育とEdTechを中心にした、学びとキャリアのイノベーションのための関連分野のリーダーたちの集いです。
(→https://tomohirohoshi.com/?p=2340 )

教育関連に興味を持ったベンチャー投資家たちも注目しています。

コロナ禍でオンラインのカンファレンスに移行したことを以前にこのブログでも紹介しました。

先日、第二回のオンラインカンファレンスのプレビューイベントのディスカッションパネルを視聴したので、少しレポートさせていただきます。

今をときめく豪華ゲストが登壇!

ASU GSV Summitの共同創立者であるデボラ・クアッゾがモデレーターを務めた、ディスカッションパネルは以下の通り。

• 今をときめくZoomのCEOエリック・ユアン。
• EdTechのフロンティアの1人、マイケル・チェイセン。
• ASU(アリゾナ大学)のCIOレブ・ゴニック。

まさしくEdTechの世界で話題の三人。パネルの内容はコロナ禍におけるEdTechの現在とミライに関してでした。

【豪華ゲスト1】ASU(アリゾナ大学)のCIOレブ・ゴニック。

ASUは日本ではあまり知られていないかもしれませんが、ここ数年連続で「最もイノベーティブな大学」の称号を得ている大学です。

Starbucksなどの企業とのユニークな教育連携でも有名です。
オンライン教育では世界の先端をリードする大学です。
そのASUを代表して、CIO、つまり、オンライン教育を統括しているレブ・ゴニック氏が登壇しました。

このコロナ禍の状況で、他大学同様ASUも完全にオンラインにシフトしなければなりませんでした。

そのASUオンライン授業に関する数字を聞いて驚きです。

ZOOMの授業が130万回。合計のZOOMでの授業時間が全部で160億分間。

つまりなんと、コロナ禍でオンラインに移行してからの大学のZOOM授業の時間の合計が約3000年にものぼるという計算になります。

ちょっとぶったまげました。さすがにこれまでオンライン教育に注力してきたASUだからできた偉業です。

ゴニック氏によると、VRやARなどを使った教材や授業の拡充や、ブロックチェーンの技術を使った成績管理システムなど幅広い最新技術の応用を進めているとのことです。(以前のブログ記事も参照ください。https://tomohirohoshi.com/?p=209

いやはやさすがASU!と思いました。

【豪華ゲスト2】ZOOMのCEOエリック・ユアン

コロナ禍で、まさにその名を世界中に知らしめたZOOM。そのCEOは中国生まれ中国育ちのエリック・ユアンです。

大学院まで中国で卒業して、アメリカにわたり、テレカンファレンスの先駆け的な会社の一つであるWebexに入社します。

最初の二十人の社員の1人だったそうです。

コロナ前に1000万人ほどいたZOOMのユーザーは3億人になったと言われています。

その一つの理由は、ZOOMが教育関係機関に無料のサービスを提供したことにもあるでしょう。

パネルディスカッションの中で、ZOOMの会社としての成功の理由は何かと問われると、「Happiness & Love」と言っていました。

社員が幸せでないと、客を幸せにできない。また、客を幸せにすることで、社員が幸せになる。

その精神で、会社を作り上げてきたというのが印象的でした。

【豪華ゲスト3】EdTechの先駆けマイケル・チェイセン

さて、そのZOOMですが、コロナ禍のオンライン教育で様々に使われた一方で、様々な不便も指摘されてきました。

教師や生徒がライブでテレカンファレンスできるのはいいが、板書や課題提出、授業中の小テストなどなど、通常のクラスで行う機能はなきに等しい。

工夫して、うまくできたとしても一苦労だ。

そうした事情に一石投じようとしているのがマイケル・チェイセンです。

EdTechの現在のトレンドの先劇的存在で、総合的学習マネージメントシステム(LMS)のBlackboardの共同設立者です。

その彼がClassEdu(https://www.classedu.com/)というサービスを立ち上げようとしています。

ZOOMのテレカンファレンスの肝要で、通常の対面授業で使うような機能が使えるようになるサービスで、これまでのZOOMでのオンライン授業の難しさを解決するために作られたツールです。

実は私の運営しているオンライン高校でも面白いものが出てきたと、テクノロジー部門から報告があったばかりで、ベータ版のパイロットを計画しています。

BlackboardでLMSのシェアを大きく取ったマイケル・チェイセンだけに、きっと素晴らしいアプリを作ってくれているのだろうと今から楽しみにしています。

今後はClassEduでZOOM授業がさらに暑くなってくるでしょう!

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それでは。

次回のブログも楽しみにお待ちください。

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