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【いよいよ学校再開!】感染対策しながら運営できる?「新しい学校モデル」を5つ解説

教育

アメリカはコロナ感染拡大が止まりません。「こんなことで」という感じですが、世界のトップをひた走っています。

それでも、徐々に外出禁止などが解かれはじめ、夏休み後の新年度から学校が再開する方向で進んでいます。

ただ、コロナ感染世界を突っ走りながら、学校再開となるとこれもまた大変。政府の試算では、全ての初等中等学校を再開するのに6−8兆円かかるそうです。

長らく学校が閉まっていた校舎の清掃や消毒。コロナ禍での新しい学校運営。多くの課題をクリアして行かなくてはいけません。

ソーシャル・ディスタンシングやその他の感染対策基準を満たしながら、学校を再開するのは至難の技で、これまでの運営の仕方を大きく変えて行かなくてはいけません。

様々なアイディアが出される中、いくつかメインとなる方法が出てきたようなので、今回はEdWeekの記事(https://www.edweek.org/ew/articles/2020/06/11/6-ways-to-bring-students-and-staff.html)をまとめて報告していきます。

新しい学校のモデルにもつながってくるのではないでしょうか。

【モデル1】 特定の学年だけ

いくつかの学年の生徒だけに対して、学校での学習を再開し、その他の学年の生徒にはリモート学習をしていく。コロナ感染の状況が変わっていく中で、登校する学年を増やしたり減らしたりしていく。

この方法は段階的で、教職員や学校全体を少しづつ新しいやり方に直していくというメリットがある一方、どの学年を最初に登校させていくかを決めるのが困難です。

また、学年によっての不公平が問題となってきます。

【モデル2】 グループ分けして順番に登校

生徒をグループ分けして、違う曜日に登校。例えば、AとBのグループ分けで、Aが月水、Bが火木、金は清掃の日などとする。

また、曜日ではなく、グループ分けして午前中と午後の登校で分けるという方法もあります。

学校に来ない日や時間は、生徒はリモート学習をすることになります。

この方法はより多くの生徒が学校に登校するので、学校再開を段階的にやっていく「特定の学年だけ」方法よりもリスクが高い方法です。

また、学校側は同じ学年に、教室とリモートの学習の両方を準備しなくてはいけません。

しかし、すべての生徒が登校できるという大きなメリットが魅力の選択肢です。

【モデル3】 クラスを固定

同じ生徒と教師でクラスを固定して、各生徒や教師が接触する人のグループを固定する。

感染経路を特定、遮断しやすいため。アメリカの健康機関はこのやり方を進めているそうです。

ただ、中学や高校などで、教科の教師が変わったり、選択授業などが出てくる場合には適切ではありません。

【モデル4】 定期的ロックダウン

定期的に開校と封鎖を繰り返す。封鎖の時はリモートワーク。

定期的に14日間学校閉鎖をすると、登校期間中に感染があった場合でも、閉鎖期間中に発症するので、学校での集団感染予防をしやすい。

モデル2の順番モデルや、モデル3のクラス固定モデルに比べて、学校にいける日が少なくなる。

それから、学校や保護者も、2週間ごとの調整を余儀なくされて、大変。

【モデル5】 通年で順番に

グループ分けして、一定期間の登校とリモートを繰り返す。夏休みなし。

グループをAとBに分けたとして、Aが登校、Bがリモートで2ヶ月、次は、Bが登校で、Aがリモートで2ヶ月などと繰り返していく。

リモートの期間中の学習は、ペースを落としても、通年なので、学習の遅れが出にくい。

スタンフォード大学はこれに似た方法を計画中。

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